ゼロからイチをつくり出す
ベンチャースピリット集団

50年以上の実績とシェアを誇る、博展のノウハウやリソースを活用した展示会サービスをワンストップで提供するワンテン事業部。社内取り組みの一環として新規事業制度から誕生しました。ブースのデザイン業務からプロダクトの新規開発、マーケティングによる拡販まで、幅広い業務をこなしているメンバーのほとんどが営業。未経験の領域に踏み込むチャレンジングな精神や、展示会の可能性を拡げる新規ビジネスを開発する醍醐味ついて携わっている4名のプロジェクトメンバーに話を聞きました。

左から
吉﨑 健吾 / 企画営業
2015年新卒入社。常にマイノリティでいることを意識しながら、後輩たちのマネジメント業務に邁進。「初めての上司が太っていたら嫌かなと思って」と筋トレに励み、10kg以上のダイエットを成功させた。
岩佐 莉加 / 企画営業
2022年中途入社。持ち前の明るさとポジティブな性格でチームを牽引。マーケティングを活用した提案を得意とし、1社につき年間で20展示会のサポートを行なった実績を持つ期待のルーキー。
尾藤 周平 / 企画営業
2023年新卒入社。入社当初は明確なビジョンがなかったものの、ワンテン事業部への配属を機にクライアントの課題解決へ導いていく楽しさを見出した。毎日のように直面する課題に向き合いながら成長を実感中。
岡田谷 沙羽 / 企画営業
2023年新卒入社。「将来のライフワークを見据えて自分の武器になるキャリアを積みたい」と自らワンテン事業部を志願。スタートアップ企業を中心とした新規顧客の獲得に向けて戦略を模索している。

未知の領域に踏み込む面白さと苦悩。

新規事業提案制度で発足したワンテン事業部ですが、どのような経緯を経て現在に至っているのでしょうか?

吉﨑
ワンテンはブースの装飾を簡素化してコストを抑えて、マーケティングやDXを活用したプランで展示会出展効果を高めるサービスで、私の上司が発案し2021年からスタートしました。立ち上げ当初は思うように売上に繋がらず、先行きに不安を感じていた矢先、IT関係のクライアントを獲得。その案件をきっかけに、制作物やブースを売るスタイルから、成果重視のマーケティングに比重を置いた戦略へ方向転換した以降は、毎年売り上げ目標を達成しています。

-ワンテン事業部ではブースのデザイン業務からマーケティングによる拡販まで、1人で幅広い業務を全て担当していると聞きました。未経験の領域に挑戦する中で、苦労した点を教えてください。

岩佐
デザイン分野に関して無知だったので、制作業務に苦手意識を持っていました。自分の意思に反して、不得意なことに向き合わなければいけない環境に負担を感じることも。周囲のサポートを受けながら、根気強く慣れていったおかげで効率的に業務を進められるようになりました。
尾藤
IT企業のクライアントが多く、打ち合わせでは聞き慣れない専門用語が飛び交います。円滑なコミュニケーションを図るためには、マーケティング言語を勉強する必要がありました。1年目の慣れない環境下で、デザイン等の専門的な技術の取得と勉強を並行する必要があったので、その点は苦労しましたね。

-入社1年目から主体となり案件を担当するとのことですが、即戦力となる人材を育てるためにどのような工夫をされていますか?

吉﨑
配属後にデザイン研修やマーケティングの勉強をするワンテン独自のカリキュラムを用意しています。2年目からは実際の業務を通じて、後輩を指導する立場に。自分のスキル確認や復習ができる環境のため、スピーディに知識が定着します。

−ワンテン事業部に配属されて、仕事の楽しさややりがいを感じた出来事はありますか?

岡田谷
目の前で売れるモノやサービスが次々と誕生していく現場に立ち会えるのは、仕事をしていて楽しい部分。2年目で業務を一通りを経験し、慣れてきたところなので今後は自分の強みを見つけ、これが私のやりがいだと胸を張って言えるようになりたいです。
尾藤
華やかな仕事に憧れて博展に入社した人が多い中で、目標や実現させたいビジョンが自分の中に全くありませんでした。ワンテンへの配属が決まり、クライアントが抱える課題に対して成果を出すことに楽しさを見つけてから、仕事に対するモチベーションが向上。最近、クライアントから展示会に関するフィードバックをいただいて、自分が関わった部分が成果に繋がっていたことを知り、初めて仕事のやりがいを感じましたね。

ゼロからイチを生み出すビジネスへの挑戦。

-ブース制作から拡販を行う一方で、新規ビジネス開発にも取り組んでいると聞きました。現在、部署で注力していることを教えてください。

岩佐
展示会に留まらず、マーケターの課題をダイレクトに解決するサービス開発を積極的に行なっています。既に提供しているものもあれば、テスト段階のものもある状況です。新規ビジネスを常に開発している環境を部署内で作り、2年目の若手達も責任を持ってプロジェクトに取り組んでいます。

-新規サービスを創造していく中で、どのような課題がありますか?

岩佐
チーム全体を巻き込んでおいて、売れなかったらどうしようという不安が常に付きまといます。例えば、人材派遣サービスを考案しても、クライアントが直接手配することもできる。博展が介在することで生まれる価値を創り上げるために、ヒアリング時に相手の課題に寄り添えるように意識しています。

-課題の解決策は模索していますか?

吉﨑
今挙げた課題に関して、無理に解決する必要はないと思っています。というのも、サービス開発をする過程で課題は常に発生するもの。新しいことに挑戦しているので、失敗して売れない場合もあると思います。実行する前に怖気ついて諦めるくらいなら、トライする方が大事。良し悪しに関わらず結果が見える状態まで完遂することを重視しています。

-今後の目標を教えてください。

吉﨑
博展といえば老舗のイベント制作会社のイメージが強いですが、今後はワンテン事業部が中心となって、マーケティングやコンサルティングの分野でも活躍できる会社になりたいです。モノではなく、目に見えない成果に価値をつけたコト売りに注力していきたいですね。
岩佐
個人的な目標は、会場に入ったときにすべてワンテンが作り上げたブースで埋まるような世界を作り上げたいです。現段階で会場のメインとなる導線上で4〜5割は実現できている感覚ですが、8割を埋めることを近々達成させたいと思っています。
尾藤
マーケティングの知識をつけてクライアントと対等な立場で会話できるようになるのが、直近の目標です。最終的に自分自身に価値がついて、提案した内容を信頼してもらえる人材になりたいです。
岡田谷
成長途中のスタートアップ企業に積極的にアプローチをして、すべてワンテンがブース制作を担っている環境にしたいです。ちょうどコロナも落ち着いて展示会に対しての価値観が変動しているタイミングなので、小規模ブースの開拓も今のうちに進めておきたいです。

本プロジェクトの参加メンバー

  • 企画営業 吉﨑 健吾
  • 企画営業 岩佐 莉加
  • 企画営業 岡田谷 沙羽
  • 企画営業 尾藤 周平
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